どうしたのだろう?
そう思っていたところ、原因が分かりました。
遂に、ティワイ・ポイントのアルミ精錬所の閉鎖が発表されたとのことだったのです。
閉鎖時期は最長で来年8月。
何しろ、アルミ精錬所の電力消費量は、ニュージーランド全体の13%を占めています。
この影響は大きいです。
このアルミ精錬所は南島にあり、一方で電力需要は北島の方が大きいとのこと。
従って、送電線の拡充が行われる2~3年の間、アルミ精錬所近辺で水力発電された電力が無駄になってしまう訳です。
その影響を最も受けるのは、南島に多くの発電所を持つコンタクトエナジー(CEN)とメリディアンエナジー(MEL)となります。
確かに、両銘柄の7月9日の急落の割合も、それぞれ▲13.95%、▲10.84%と、他社と比べて大きかったです。
ここ数年は、配当が減額される可能性もあるとのこと。
では、この発表を受けて、どう対応すればいいのか?
何もしません。
落ち着いて長期保有しましょう。
いずれ送電線は整備されます。
電力需要も、電気自動車普及などで増えていきます。
電力供給は、コスト高の発電設備(火力など)で調整されます。
ひたすら配当を受け取っていけばいいのです。
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